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ぼくはいったい どこにいるんだ ヨシタケシンスケ [絵本・児童書]


ぼくはいったい どこにいるんだ

ぼくはいったい どこにいるんだ

  • 作者: ヨシタケシンスケ
  • 出版社/メーカー: ブロンズ新社
  • 発売日: 2023/03/09
  • メディア: 大型本



絵本作家・ヨシタケシンスケさんの
「発想えほん」シリーズ第5弾。

「りんごかもしれない」から始まった
このシリーズは、大人も楽しめる絵本です。

地図を片手におつかいにでたゆうくん。

「地図」があれば、自分の位置がわかる事に注目し、
色々な発想を展開していく。


自分だけの地図を作ってみる。

自分が大切にしている「ひみつの場所の地図」、

喜怒哀楽を地図にした「気持ちの地図」、

これから先の「みらいの地図」・・・


大人になっていく道順は、
たくさんの分かれ道があって、迷ったりする。

『でも、どのコースを進んでも、
ぼくは、ぼくらしくなっていく。
どのコースにも、宝物が隠されているはず』






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水仙月の四日 宮沢賢治 絵/伊勢英子 [絵本・児童書]


水仙月の四日 (日本の童話名作選)

水仙月の四日 (日本の童話名作選)

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1995/09/01
  • メディア: 大型本



宮沢賢治の童話です。
先日読んだ「雲を紡ぐ 伊吹有喜」の文中にあり
興味を持ちました。

「雲を紡ぐ」に出てきたのは、
絵/黒井健氏の本です。
(この童話に限らず宮沢賢治の本には、
色々な方が絵を描かれています。)


『赤い毛布』が出てきた時、
祖父が「きっとこれは赤いホームスパンだ」
との台詞。

自然の驚異から命を守った赤いケット。

同郷人からのメッセージは、
伝承者たちの心の源となり、
長い年月が経っても、
褪せることなく鮮やかな色を保ち続ける。

・・・

雪国で年に数回起きる猛吹雪。

時には命をも奪う。

水仙月の四日、
雪婆んごの命令により
雪童子は雪狼と共に、吹雪を起こす。

赤い毛布を被った子どもが泣いている。

雪童子はそっと子どもをその毛布で包み、
命を守ろうとする。

決して目には見えない。

人と自然の共存。











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タヌキとキツネ 小さなともだち アタモト [絵本・児童書]


タヌキとキツネ 小さなともだち

タヌキとキツネ 小さなともだち

  • 作者: アタモト
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: コミック



タヌキとキツネの絵本です。

ほんわかな雰囲気に、和み癒されます。


小さな友達・オコジョと出会ったタヌキとキツネ。

一緒に遊んでいると、オコジョがとんでもないことに・・

「なんてこった!」

タヌキとキツネは、オコジョを助けるために頑張る。



いつもマイペースなタヌキが、キツネと共に、
小さなオコジョを守ろうとする
お兄さん的な一面が新鮮でした。


小さな子どもも楽しめる絵本です。






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えんとつ町のプペル展 VR SHOW [絵本・児童書]

先日、「えんとつ町のプペル展 VR SHOW」に行ってきました。
えんとつ町のプペルは、キングコングの西野亮廣さんの絵本です。
緻密な筆遣いで描かれた絵は、
繊細でいてものすごく迫力があり圧倒されます。
ストーリーも良く、何度読んでもラストでウルウルきます。

そんな絵本のVR映像、とても良かったです。
目の前で、繰り広げられるVRの世界。
自分も隣の人もかぼちゃになっていて、
絵本の中にいるようでした。


えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

  • 作者: にしの あきひろ
  • 出版社: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: 単行本



サッポロファクトリーで、1/10まで開催されていました。
最終日で、お昼時、30分以上待ちでしたが、
待ち時間、えんとつ町のプペル
の絵本が用意されていたので、
じっくり読んでから入場です。

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終了後、パネル展で余韻に浸りました。
物販もありました。

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満足です(^▽^)/



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ころべばいいのに ヨシタケシンスケ [絵本・児童書]


ころべばいいのに

ころべばいいのに

  • 作者: ヨシタケシンスケ
  • 出版社: ブロンズ新社
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: 大型本



「りんごかもしれない」
をはじめ、すべての作品を拝見させていただいています。
大好きな絵本作家さんです。

今回の作品は、少し異色です。

日常生活の中、起こる様々な事象を、
一つずつ掘り下げ、疑問を持ったり、アイデアを閃かせたり、
可能性を追求し続けるヨシタケさんですが、
この「ころべばいいのに」は誰でも心に持つダークな部分、
あまり表面に出せなかった大事なことに焦点を当て、
さらけ出すことで、何でもない普通の事と思わせてくれます。

難しい題材で、決定的な対処法はないかもしれない。
でも、自分なりの解決方法は、きっとある!
希望を持つことが大事だと
教えてくれています。

いやなこと、嫌いな人、
絶対起きたり、いたりするでしょう。

そんな時どうしますか。



「ちゃんとかんがえたり、
ちゃんとそのばしょからにげたり、
ちゃんとむかいあったり。
どうするかは じぶんで きめられる」(本文)




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