ぼくはいったい どこにいるんだ ヨシタケシンスケ [絵本・児童書]
絵本作家・ヨシタケシンスケさんの
「発想えほん」シリーズ第5弾。
「りんごかもしれない」から始まった
このシリーズは、大人も楽しめる絵本です。
地図を片手におつかいにでたゆうくん。
「地図」があれば、自分の位置がわかる事に注目し、
色々な発想を展開していく。
自分だけの地図を作ってみる。
自分が大切にしている「ひみつの場所の地図」、
喜怒哀楽を地図にした「気持ちの地図」、
これから先の「みらいの地図」・・・
大人になっていく道順は、
たくさんの分かれ道があって、迷ったりする。
『でも、どのコースを進んでも、
ぼくは、ぼくらしくなっていく。
どのコースにも、宝物が隠されているはず』
水仙月の四日 宮沢賢治 絵/伊勢英子 [絵本・児童書]
宮沢賢治の童話です。
先日読んだ「雲を紡ぐ 伊吹有喜」の文中にあり
興味を持ちました。
「雲を紡ぐ」に出てきたのは、
絵/黒井健氏の本です。
(この童話に限らず宮沢賢治の本には、
色々な方が絵を描かれています。)
『赤い毛布』が出てきた時、
祖父が「きっとこれは赤いホームスパンだ」
との台詞。
自然の驚異から命を守った赤いケット。
同郷人からのメッセージは、
伝承者たちの心の源となり、
長い年月が経っても、
褪せることなく鮮やかな色を保ち続ける。
・・・
雪国で年に数回起きる猛吹雪。
時には命をも奪う。
水仙月の四日、
雪婆んごの命令により
雪童子は雪狼と共に、吹雪を起こす。
赤い毛布を被った子どもが泣いている。
雪童子はそっと子どもをその毛布で包み、
命を守ろうとする。
決して目には見えない。
人と自然の共存。
タヌキとキツネ 小さなともだち アタモト [絵本・児童書]
えんとつ町のプペル展 VR SHOW [絵本・児童書]
先日、「えんとつ町のプペル展 VR SHOW」に行ってきました。
えんとつ町のプペルは、キングコングの西野亮廣さんの絵本です。
緻密な筆遣いで描かれた絵は、
繊細でいてものすごく迫力があり圧倒されます。
ストーリーも良く、何度読んでもラストでウルウルきます。
そんな絵本のVR映像、とても良かったです。
目の前で、繰り広げられるVRの世界。
自分も隣の人もかぼちゃになっていて、
絵本の中にいるようでした。
サッポロファクトリーで、1/10まで開催されていました。
最終日で、お昼時、30分以上待ちでしたが、
待ち時間、えんとつ町のプペル
の絵本が用意されていたので、
じっくり読んでから入場です。
終了後、パネル展で余韻に浸りました。
物販もありました。
満足です(^▽^)/
えんとつ町のプペルは、キングコングの西野亮廣さんの絵本です。
緻密な筆遣いで描かれた絵は、
繊細でいてものすごく迫力があり圧倒されます。
ストーリーも良く、何度読んでもラストでウルウルきます。
そんな絵本のVR映像、とても良かったです。
目の前で、繰り広げられるVRの世界。
自分も隣の人もかぼちゃになっていて、
絵本の中にいるようでした。
サッポロファクトリーで、1/10まで開催されていました。
最終日で、お昼時、30分以上待ちでしたが、
待ち時間、えんとつ町のプペル
の絵本が用意されていたので、
じっくり読んでから入場です。
終了後、パネル展で余韻に浸りました。
物販もありました。
満足です(^▽^)/
ころべばいいのに ヨシタケシンスケ [絵本・児童書]
「りんごかもしれない」
をはじめ、すべての作品を拝見させていただいています。
大好きな絵本作家さんです。
今回の作品は、少し異色です。
日常生活の中、起こる様々な事象を、
一つずつ掘り下げ、疑問を持ったり、アイデアを閃かせたり、
可能性を追求し続けるヨシタケさんですが、
この「ころべばいいのに」は誰でも心に持つダークな部分、
あまり表面に出せなかった大事なことに焦点を当て、
さらけ出すことで、何でもない普通の事と思わせてくれます。
難しい題材で、決定的な対処法はないかもしれない。
でも、自分なりの解決方法は、きっとある!
希望を持つことが大事だと
教えてくれています。
いやなこと、嫌いな人、
絶対起きたり、いたりするでしょう。
そんな時どうしますか。
「ちゃんとかんがえたり、
ちゃんとそのばしょからにげたり、
ちゃんとむかいあったり。
どうするかは じぶんで きめられる」(本文)