ドミノin上海 恩田陸 [作家あ行]
前作「ドミノ」 単行本から19年。待ちに待った続編です。
「ドミノ」は私に読書の楽しさを教えてくれた作品です。
恩田陸さんを好きになった原点です。
読書本をお探しの方、ぜひ前作「ドミノ」を読んでみてください。
それから、こちらの上海編を読むと面白さ倍増です。
前回に引き続き、ハイスピードな展開です。
全く違う立場の面々に、次々に起こるハプニング。
そのいくつもの連鎖が、いつしか一つのテーマに誘導され
クライマックスへと導いていく。
前回の登場人物の繋がりもあったり、
また個性豊かな驚きの生き物も出てきたり、
それぞれに一生懸命で、それでいてユーモラス。
笑えますw
物語にパワーも爽快感もあるので、元気になれます。
登場人物は多いですが、それぞれのイメージが沸くので、
スラスラ読み進められます。
奇想天外なエンターテインメント。
恩田陸ワールド全開です!
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