本と鍵の季節 米澤穂信 [作家やらわ行]
高校の図書委員の松倉と堀川。
数字にも強く、幾たびか謎を解いてきた。
今回も、謎解きの依頼が舞い込む。
亡くなった祖父が残した金庫。
番号を解いてほしいと先輩からの依頼。
そこに隠された大きな事件が、
2人によって明かされる。
全てのカギは、本にある。
二人は、次々に謎を解明する。
堀川は、頼まれごとが多く、人を信じる事を前提とする。
一方松倉は、幾度となく嘘をつくし、人を疑う事が多い。
お互いを補いながらも、
うまくいっていたと信じていた。
ある時、少しひねくれ者でクールな松倉からの謎解きが。
松倉の謎の真相を導き出すために、
堀川がとった行動・・。
真実を知った時、
真の心が動き出す。
信じよう。
これからの人生のためにも。
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