風神の手 道尾秀介 [作家ま行]
人生の道筋
思わぬ方向に進むことは
その先の運命をも変え
出会いも変えていく
一つの小さな出来事も
人生を大きく変える可能性を持つ
遺影専門の写真館で見つけた1枚の写真
蘇る記憶からの衝動は止められず、
借りたままのカメラを返しに訪ねた先。
死んだと思っていた彼は生きていた。
世代を渡り、因果を辿る
過去に隠された事件
事実は捻じ曲げられたまま
月日は流れていた
それぞれの思い、後悔の念
だが、新たな道が生み出した人生もある
たくさんの人の道
この先どう繋がっていくかは、
誰もわからない
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