マイクロスパイ・アンサンブル 伊坂幸太郎 [作家あ行]
これまた摩訶不思議な物語。
マイクロサイズの諜報部員が行き交う世界と、
普通の社会人の日常が、
猪苗代湖を舞台に交錯する。
暴力をふるう父親と
いじめてくる周りの奴らから逃げ、
諜報員になった少年。
エージェント・ハルトと行動を共に、
任務遂行のために活動する。
命の危険が伴う任務で、
何度か敵の攻撃により絶体絶命のピンチに陥るも、
絶妙なタイミングで、
大きな壁が立ちはだかり、
難を逃れる事態を体験する。
一方、
社会人1年の松嶋の日常は失恋から始まり、
2年、3年と、色々な経験を積みながら
経過していく。
実家の福島にある猪苗代湖。
この地を様々な人と、何度も訪れ、
人生の岐路ともいうべき話や体験をする。
ふとした出来事が、
人生を左右する・・・
相互に作用する事象・・。
ある時、突然現れた扉から2人の男が・・。
偶然、揃った!!
喜ばしい奇跡が起きた瞬間?!
この地が導く、不思議な物語。
伊坂幸太郎の本は、どれも面白く読みました。はずれがない。最近読んだのは、「フーガとユーガ」「グラスホッパー」「AX」ミステリーは好きな分野です。
マイクロスパイ・アンサンブル、面白そうなので読んでみます。
by TaekoLovesParis (2023-09-16 00:57)
色々な角度からの話が重なり合って、あー、そういう事かーと後々納得がいくという作品も多くて、とても面白いですよね♪
「AX」「フーガはユーガ」は読んでいないので、今度読んでみたいと思います!
by pon (2023-09-16 23:21)