エレジーは流れない 三浦しをん [作家ま行]
真っ直ぐで純朴な仲間たちや、
人情溢れる周りの大人たちに囲まれて、
とても温かい田舎町に生まれ育った少年のお話。
軽快で心地よい爽快な文章は、
人物や風景を容易に想像することが出来ます。
とても明るい青春小説です。
かつて温泉地として栄えていた餅湯温泉。
古い町並みの土産屋に母と2人、
家を手伝いながら高校に通う怜。
周りには、個性豊かな友達がたくさんいる。
騒がしい友人たちと共に、楽しく毎日を送っていた。
怜には、母親が2人いる・・。
小さな時から、2人の間を周期的に行き来する。
そんなある日、怜にそっくりな男が現れ・・
・・・
とんだ盗難事件にも関わったり、
結構、刺激がある生活でもあるのだが、
やはり田舎の絆は、太く強く、
温かいのである・・
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