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ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た 沢村凛 [作家さ行]

ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)
著者: 沢村凛
出版社: KADOKAWA/角川書店
価格: ¥ 1,512
発売日: 2014/01/29


今回、沢村さんの小説は、同時に2冊発刊さました。

もう一つは、「通り雨は〈世界〉をまたいで旅をする (単行本)
という本です。
こちらは、SFのようです。

今回読んだ本は、ファンタジーでした。

絵空事とは思えない人間の生と死における
哲学が入り組み、
想像の世界が膨らみます。

読み進めていくうちに、
謎が謎を生み、
全く想像のできない世界に入り込みます。

最後まで読むことで、
とてもスッキリします。


ぼくは、「眠りの町」にいた。

楽しくて、心地よくて・・・。

でも、何かが変で、

ぼくは思い出せない。


ある時、見知らぬ男が来た。

彼は、町の出口を探していた。

ぼくは、男とともに、この町から旅立った。


違う場所。

そこで、ぼくは、仲間を見つける。

掌に浮き出たしるし。

不思議な鳥に導かれて、ぼくらは旅を続ける。

まだ見ぬ仲間を探して。


やがて、ぼくら仲間は4人になる。

休みたがりのネムリ、

何をしでかすかわからないテンネン、

理屈ばかりのフンベツ、

そして、なぜかリーダーの名がついたぼく。


鳥のセンジイが、導いた先の

ぼくらが辿り着いた場所。


これから向かうべき道とは・・・・。




輪廻。


生命の神秘。








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