石の裏にも三年 北大路公子 [エッセイ・ルポルタージュ]
札幌市在住の北大路さんのエッセイ。
相変わらず、飲み会大好き。
父、母も、負けずに面白い。
今年もやってきた冬、
雪が積もる外を睨みつつ、
雪かきに勤しむ。
ああ、また冬が来た。
ああ、あっという間にまた冬。。。
北大路さんの、冬に対する嫌悪感が見事に伝わりますw
ご当地座談会が、最後に載っています。
道内の豪華な作家さんの集まりです。
桜木紫乃さん、小路幸也さん、乾ルカさん、
そして北大路公子さん。
なんとも言えない空気感。
北海道は、広いですからね、
そう簡単に、まとまらないですねw
ローカル感がじわーっと出てます。
うちの犬(ムク)、知りませんか? たかぎなおこ [エッセイ・ルポルタージュ]
イラストレーターのたかぎなおこさんのコミックエッセイ。
愛犬ムクとの出会いから、別れまで、
気性の荒いムクですが、たかぎ一家のマイペース感に、
とても合っていたのか、幸せそうに描かれています。
捨てられていた野良時代からの野生スピリットは、
みんなに元気を与えていました。
小学生だったなおこさんも、
やがて大人になり、実家を離れます。
そして念願のイラストの仕事をするようになります。
いつも、ムクを思う気持ちは強く、
実家に帰る度に、英気を養っているのでした。
そんなムクも、老犬となり、別れの時がやってきます。
明るいイラストで、エピソードを語ってくれるたかぎさん。
でも、最後は、泣けました。。
ゆるい生活 群ようこ [エッセイ・ルポルタージュ]
群ようこさんのエッセイです。
「ゆるい生活」・・・とありますが、
身体の為に数々の漢方薬、
リンパマッサージ、甘いもの制限などなど、
とてもとても頑張ってらっしゃいます。。
疲れた体を見直すと共に、
体にとって本当に良い状態を確立することで、
毎日の生活を気分よく、より良いものに変えていく。
体に水分を貯めこんでいたという群さん。
舌に歯型が付いていると、水分過多なのだそう。
まさに、私もそう。(-_-;)
水分取り過ぎなのか。。
良い漢方の先生に長くみてもらって、
続けることが大事ですよね・・・。
漢方かー。
甘いもの。。。ううう、ヤメラ・・リルレロ。
なんだかんだと、不調が表れる今日この頃。
しっかり身体と向き合い、
何が良いか悪いか考える時期なのかもしれない。
まずは、規則正しい生活かな。(゜∇゜ ;)エッ!?そこから?
苦手図鑑 北大路公子 [エッセイ・ルポルタージュ]
自堕落的な酒浸りの生活を、
自他ともに認め、そんな自分を、
こよなく愛する。
妄想の世界に思いを馳せ、
空想の未来を思い描く。
時には、哲学的に。
時には、破壊的に。
流れに身を任せて、世の中を漂う。
気になった事の意味を、
瞬時に、脳内で、考え巡らせ、
繰り広げられる独自の世界観に、
思わず、笑みが・・・。
公子さんワールド、全開です。
悶絶スパイラル 三浦しをん [エッセイ・ルポルタージュ]
エッセイ連載シリーズの4冊目。
この本が最終です。
前回、「桃色トワイライト (新潮文庫)」を読みましたが、
こちらも、負けず劣らずぶっ飛んでいます。
最後に、イラストを描かれた松苗あけみさんも書かれてますが、
とにかく、本人はさることながら、
家族、周りの人々のキャラが、個性的過ぎです。
どこまでも、脳内の世界か広がり続け、
話題に事欠かない様は、とても濃いです。
そんな世界もあるのねーと、感心してしまいました。
真っ直ぐな小説が多い三浦さん。
性格は、とても弾けています。(*^▽^*)