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じゃあ君が好き ヨシタケシンスケ [文学以外]

新装版 じゃあ君が好き
著者: ヨシタケシンスケ
出版社: 主婦と生活社
価格: ¥ 1,080
発売日: 2016/06/24


ヨシタケさんのゆるーいイラストとユニークな視点、
そして、内面が見え隠れする
少しディープな内容です。

ふとした日常、
なんでもない一コマ
でも、心の中は、人それぞれ。

顔は笑っていても、
心は・・・・。

生きやすくするための割り切り、理由付け。
表現することで、
過去の事を、客観視し、
一歩進む。

大丈夫。




「街を歩きながら

電車に乗りながら

体を洗いながら

おかしの袋を開けながら

くつ下をたたみながら

ふとんの中で右手を おでこにのせながら

思い出すこと

思いつくこと

描いておかないと きっと

すぐ忘れてしまう

小さい小さいこと

ああ。

今日も気になる。」 (著者あとがきより)

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「どうして私ばっかり」と思ったとき読む本 石原加受子 [文学以外]

「どうして私ばっかり」と思ったとき読む本 (PHP文庫)
著者: 石原加受子
出版社: PHP研究所
価格: ¥ 617
発売日: 2012/07/04


カウンセラー歴25年の石原さんの著書。

「いつも私ばっかり損している」と思っている方必見。

他者中心の人ほど、損している感が強い。

自分の気持ちに素直になって、

自分中心の習慣をつける事が、大事。

どう思われるかではなく、自分はどう思うか、

一呼吸おいて、返事をする。

こうしなければならない、こうすべきという観念にとらわれず、

心を自由にしてみると、

自然に心が楽になってくる。


損していると思うことは、こどもの頃からの、

親子関係に密接に関わっている。

何でも先回りして、こうすべきと指示され、

自由に意見が通らなかった子どもが大人になり、

他人とのかかわりで、悩む。

「良い子」を強いられて、親の顔色を見て判断してきた子ほど、

人知れず悩む。


でも、考え方を、他者中心がら自分中心に変えていけば、

心は自由になれる。

少しずつ、心のままに生きてみよう。

「損する」が「満足する」にきっと変わる。



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工藤ノリコBOOK 工藤ノリコ [文学以外]

工藤ノリコBOOK (玄光社MOOK)
著: 工藤ノリコ
出版社: 玄光社
価格: ¥ 1,944
発売日: 2014/08/30


「ノラネコぐんだん」や「ワンワンちゃん」「センシュちゃん」など、

数々の人気絵本を作り出している工藤さん。



デビュー15周年を記念して作られた、

まるごと工藤ノリコさんブック!

イラストがユニークで、絵本はもちろん

MOEに連載されている4コマ漫画の大ファンです。


ユーモアあふれる工藤さんのヒストリーが、

挿絵と共に描かれています。

ぶっ飛んだ感性で、様々なシリーズの絵本が生み出され、

今日、超売れっ子の作家さんです。


工藤さんいわく、

「一読して大爆笑!」というより、読んでいるとじわじわ面白くなって

最後にクスッと笑うような微妙なラインで。


まさに、そんな作品ばかりです。

マンガは、特に笑えます。


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さかなのなみだ さかなクン [文学以外]

さかなのなみだ
著者: さかなクン
出版社: リヨン社
価格: ¥ 1,028
発売日: 2007/05


以前、キンスマスペシャルの番組内で知り、

本を手に取る機会があったので、改めて読み直しました。


いじめと向き合う本です。


「さかなの世界にもいじめがある」

狭い水槽の中で、一匹が攻撃されます。

その魚を違う水槽に移すと、今度は違う魚が標的になります。

理由なくいじめは繰り返されます。


さかなクンが、実際に中学校時代にいじめられている子を見て、

学校外に連れ出し、一緒に釣りをしたそうです。

ほっとしたその子の表情を見て、思いました。


外には楽しいことがたくさんある。

狭い世界だけに目を向けず、

広い空の下、広い海へ出てみよう。


長い人生の短い期間です。

辛いときは、広い外に出てみて。

きっと、ほっとすることが見つかるはずです。




(370 教育学)


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角野栄子さんと子どもの本の話をしよう 角野栄子ほか [文学以外]

角野栄子さんと子どもの本の話をしよう
著者: 角野栄子・高楼方子・富安陽子
   荒井良二・金原瑞人・ひこ田中
   令丈ヒロ子・あべ弘士・穂村弘
出版社: 講談社
価格: ¥ 1,728
発売日: 2015/08/20


児童文学で有名な角野栄子さんとの鼎談。

4回開催されています。


まあ、みなさん、個性豊かです。

作品だけではわからない人間性だったり、

意外な一面を見ることが出来たり、

児童文学における個々人の考え方など、

生身の人間を、直に感じられる、そんな鼎談集です。



絵本は好きで、たくさん読んでいるのですが、

児童文学には、あまり馴染みがないので、

是非、色々読んでみたいと思いました。




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