またあおう 畠中恵 [作家は行]
しゃばけシリーズ外伝 第2弾。
廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の若だんなを
取り巻く人ではない妖たちが、
人の世で生き続ける中、
妖同士で起こるいざこざは、
時に人の世へ変化をもたらす。
一太郎の周りの妖たちは、
一太郎を守るため、人の世のため、
道外れた者たちの悪行を諫め、
これまでもこれからも一太郎の精神を
受け継ぎ、世の均衡を保つ。
時は流れて、
長崎屋の主人となった一太郎。
同じく妖たちが見え、
昔から世話になった広徳寺の寛朝は
亡くなり、秋英が後を引き継いでいた。
妖退治の高僧だった寛朝の形見分けで
大変な事が・・
封印していた付喪神たちの
お札を外された後の行動は、
誰もが予期していない事であった。
2022-05-10 09:42
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