刻まれない明日 三崎亜記 [作家ま行]
「失われた町」の舞台の街が、
10年という時を経た。
住人3095人が突如として消えた街。
その後、姿形が見えない人々からの
不思議なメッセージが
ずっと送られ続けていた。
だが、
10年経った今、
住民の想いは、
次の人々へ引き継がれ、
それを機に、
メッセージは終わった。
消えた住人の
貸出記録が残る図書館。
ラジオ局に届く、
消えた住人からのリクエストはがき。
今は無い鐘が鳴り響く。
幻のバス。
それぞれの事象にかかわる人々は、
いつしか伝承者として、
密接に関わり続ける。
新たな出会いと表して。
そして、人の輪が出来、
新しい街を築き上げていくのかもしれない。
とにかく、読むのに時間がかかりました(^-^;
現実離れしている分、
予想がつかず、
じっくり読んでいると、
いつの間にか、睡魔にやられ・・・・( ´△`)アァ-
私にとっての新境地です。
☆☆☆
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