夏の騎士 百田尚樹 [作家は行]
『勇気-それは人生を切り拓く剣だ。』
小学生の僕たち3人で結成した騎士団。
クラスメイトの憧れの女子を姫とし、
愛と忠誠を誓う。
地味な僕らが、英雄になれる?!
当時、小学生が殺害されるという事件が起きた。
犯人はまだ見つかっていない。
僕ら騎士団は、この犯人を捜すというミッションを
遂行すべく目標を掲げるも、
怪しい人物を尾行したり、
調査もしてみたが、核心は得られないでいた。
学校では、気品溢れる姫・有村に対し、
何かにつけて毒を吐きまくる壬生という女子がいた。
大嫌いだった壬生だったが、
ある出来事がきっかけで、
本当の彼女を知り、何かが僕の中で弾けた。
そんな壬生と僕らは、
この先とんでもない事に巻き込まれる。
2度目の小学生殺しが起こった後の事だった。
・・・
あの頃の僕たちは、
紛れもなく勇者だった。
全ての出来事は、繋がりあい、
運命という道が開けていく。
そして、今の僕がいる
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