「愛脳う限り」 あいあたうかぎり
「出来る限りの愛」ということでしょうか。
人間は、誰一人として、同じではない。
母に対する娘の想い。
娘に対する母の想い。
求める想いと、与える想い。
誰でも、自分を正当化し、
上手くいかない事は、他人のせいにしたがる。
心の平安、皆の幸せを、
願って生きているはずなのに、
心の奥では、自分の想いが大半を占め、
心と裏腹の言葉は、
見透かされてしまう。
母親の子ども、子どもの母親。
2つの立場にいる現在。
今ならわかる母の真意。
母も、私も、母性の観点からみると、
まだまだだなと、考えさせられた小説です。。