その本は 又吉直樹・ヨシタケシンスケ [作家ま行]
「その本は」で始まる
作者2人が交互に語る独特なお話。
奇想天外な話から、
切ない物語、
空想の世界や、謎めいた話など、
ある時は、本が擬人化されていたり・・
哲学的だったり・・。
たまにクスッとしたり、
うるっときたり・・・。
あまりに独特なので、
先入観なしに、肩の力を抜いて読める
不思議な感覚。
ある王国に、本の好きな王様がいました。
年老いて目が悪く、もう本を読むことが出来ない。
そこで、この2人に、頼んだ。
世界中の珍しい本を知るものから、
その本についての話を聞き、
その話を聞かせてくれと。
1年後、2人は1晩ずつ交代で、
色々な人から聞いた色々な本の話を
王様に、話した。
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