大家さんと僕 これから 矢部 太郎 [コミック]
「大家さんと僕」の続編。
以前話題になりました。
2冊とも読みました。
今回の続編は、ラストがとても切ない。
大家さんの独自路線とマイペースな雰囲気が、
矢部さんの心に徐々に染み入り、
温かな灯りをともしていく。
いつしかなくてはならない存在になっていく。
叱咤激励とも違う。
ちょっとお茶目な言い回しは、
大家さんの独特な愛情表現なのか。
全てわかった上での優しさなのかもしれない。
大家さんと過ごす時間は、
ゆっくり流れる。
時代がせわしなく進んで行く中、
かけがえのない空間だった。